20115.05.17

CFK455Hを入手したので、もともと付いていたCFW455HからCFK455Hに交換しました。　AR7030のフィルターキャリブレーションを行った結果、帯域幅は同じ、6.4KHzになりました。
特性は、CFK455Hの方が良いと思います。

　2015.01.20

コリンズ500Hｚメカニカルフィルターをインストールしてみました。　思っていたより切れは普通で帯域幅も広く感じます。　AR7030の表示では、0.8KHzになりました。

BW=500Hz

BW=240Hz

同じコリンズフィルターで、526-8733-010 ２４０Hzと言うものもあるのですが、こちらでも良かったかな？と思っています。
でも、もう一つ買う気にはなりませんので、しばらくはこのままで．．．

2015.01.11

AR7030のCFW-455IT±２KHｚのメカフィルをNTK CLF-D6Sに交換しました。　AR7030のフィルターキャリブレーション上では、CFW-455ITがBW=5.3KHz、CLF-D6SがBW=4.7KHｚになりました。　CFW-455ITよりは切れ味が良さそうです。　コリンズのBW=6KHｚのメカフィルをインストールしたいところですが、残りのフィルターは、コリンズのBW=500Hzをインストールする予定です。

なかなか良い感じです。　CLF-D6Sは、JRC NRD-92などの業務用受信機にも使用されています。

2014.11.18

友人からAOR AR7030（AR7030 PLUSではなく）を譲って頂きました。　オプションのNB/NOTCH基板は付いていなく、フィルターもオリジナルのままでした。
基本性能はうわさ通りで素晴らしいです。　そこで、早々コリンズの６KHｚのメカフィルを取り付けようと思っていたのですが、標準の５．３KHｚフィルタが素晴らしいので（AR5000も同じメカフィル）、コリンズの４KHｚ　AM用の少々狭いフィルターを取り付けてみました。
フィルターは、２．２KHｚ、５．３KHｚ。６．４KHｚ、９．５KHｚ（AR7030の表示にて）がオリジナルの４つです。　コリンズ４KHｚのフィルターを追加しましたが、AR7030の表示では３．４KHｚになりました。　あと一つの空きは、５００HzのCW用を入れる予定です。　フィルターの表示は、AR7030が自動でフィルターを計測して表示されるようになっています。

世界的に著名な英国のデザイナー John Thorpe氏 が設計、今までの受信機にはなかった斬新なスタイルでデビュー。 彼の受信機造りの集大成ともいうべきモデルで、群を抜く強信号特性ゆ数々の魅力的な機能が満載されています。 John Thorpe氏は、HF150も設計しています。　このAR7030もHF150で使用されたデバイスや回路等似たところがありますね。　似たと言うよりLowe HF150をさらに進化させた逸品と言ったところでしょうか？　今でも最高クラスの性能ですね。　拘りを持って設計しているところが凄いです。

IF４５５KHｚフィルターが最大6種類実装できます。　また、ムラタの形状が異なるセラミックフィルター3種類とコリンズのメカフィルが任意に実装できるように工夫されております。
ミクサーには、DMOSFET DBMを使用し、IP3が+30dBmあると言われています。　確かに聞いた感じでは混変調が判らないレベルなんでしょうか．．．素晴らしいですね。 このSD5400ですが、シリコニクス社（現Calogic）のSD8901のリプレイス品みたいです。
第二ミクサーは、HF150で使用されているプレッシー社SL6440 DBMを使用しています。（写真を見るとセカンドソース？GPSのマークですが、GEC Plessey Semiconductorsの略のようです。　私の持っている1991年製のICが最終版なのでその後はコピー品かそれとも再生産したのかな？）　当時はあのフェラーリの代理店、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドがPlessey社の代理店でした。

　このICはかなり前に製造中止になっています。　私も数個予備を持っています。
色々なところにLowe HF150と同じパーツが使用されていました。　

意外と効果があるのが、オーディオーフィルターで、高音と低音が±８段階それぞれ可変でき、ノイズや混信があるとき結構聞きやすくなります。
HF150もそうですが、消費電力が少なく本体からの発熱は殆どありません。　最近の通信機は発熱する半導体が増えている？（高性能を追求すると電力を消費する傾向？）
小型にしたことで、操作性はあまり良くないけれど、付属のリモコンがあれば問題ないレベルです。