文字コード変換プロシキー実験募集 2007.11.05

まだ実験段階ですが、DeleGateによる文字コード変換Proxyサーバーを立ち上げました。
DeleGated は電総研の佐藤 豊さんが開発したプログラムです。

障害情報はこちら

Rasberry Pi2にDelegateをインストール 2015.10.28

Raspberry Pi2にdelegate Proxyをインストールしてみました。 只今このホームページは、 Raspberry Pi2 で運用中です。
思いのほか快調に動作しています。

# mkdir /usr/local/app/
# cd /usr/local/app
# wget http://delegate.hpcc.jp/anonftp/DeleGate/delegate9.9.13.tar.gz
# tar xvzf delegate9.9.13.tar.gz
# cd delegate9.9.13
# make

途中、メールアドレスを入力。 30分以上かかります。

# mkdir /usr/local/app/delegate
# mkdir /usr/local/app/delegate/cfi
# mkdir /usr/local/app/delegate/cache
# cp ./src/delegated /usr/local/app/delegate

各ディレクトリを作成
コンパイルしたdelegatedをコピー

# apt-get install imagemagick

imagemagick をインストール

#!cfi
Content-Type: image/jpeg
Output/Content-Type: image/jpeg
Body-Filter: convert -colors 8 -quality 20 - -
--
Content-Type: image/gif
Output/Content-Type: image/jpeg
Body-Filter: convert -quality 15 - jpeg:-
--
Content-Type: image/png
Output/Content-Type: image/jpeg
Body-Filter: convert -quality 15 - jpeg:-
--
Content-Type: application/x-shockwave-flash
Body-Filter: /bin/cat /usr/local/app/delegate/cfi/flash.swf
--
Content-Type: text/
Output-Header: Content-Encoding: gzip
Body-Filter: /bin/gzip --best

my.cfiを作成。 flashは動作しないようにflash.swfを表示。

$ /usr/local/app/delegated -P**** SERVER=http CHARCODE=UTF-8 CACHEDIR=/usr/local/app/delegate/cache LIBPATH=/usr/local/app/delegate/cfi FTOCL=my.cfi PERMIT="http,https:*:*" REMITTABLE=http,https STLS=mitm RELAY=proxy,vhost ADMIN="*******@gmail.com"

-P**** は希望のポート番号、 *******@gmail.com は任意のメールアドレスに変更してください。 gmailでなくても可。
その他の設定は、delegateのマニアルを参照してください。

$ /usr/local/app/delegate/delegated -P**** -Fkill

終了する場合

leo@raspberrypi2 ~ $ /usr/local/app/delegate/delegated -P**** SERVER=http CHARCODE=UTF-8 CACHEDIR=/usr/local/app/delegate/cache LIBPATH=/usr/local/app/delegate/cfi FTOCL=my.cfi PERMIT="http,https:*:*" REMITTABLE=http,https STLS=mitm RELAY=proxy,vhost ADMIN="****@gmail.com"
<DeleGate/9.9.13> [6539] -P**** READY
_execPath=/usr/local/app/delegate/delegated
Config: Linux/4.1.7-v7+; FileSize-Bits=32/64,32/32,32,32; socket=87380/16384,++NAT; sockpair=163840/163840,1002++U; char=unsigned; fcF=B; thread=PThread/pthread,44/128; zlib=56,307856; pam=2; stty=tcsetattr/termio; regex=regex; addr=A/4E9A4/7ECA19A8; fmem=34/410/925M
DGROOT=/home/leo/delegate
ADMIN=****@gmail.com
AIST-Product-ID: 2000-ETL-198715-01, H14PRO-049, H15PRO-165, H18PRO-443
Copyright (c) 1994-2000 Yutaka Sato and ETL,AIST,MITI
Copyright (c) 2001-2014 National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST)
BLDSIGN=9.9.13:20151120170748+0900:6fdc87e522763a5e:****@gmail.com:-
HostID: No-HostId-Available
Loaded: OpenSSL 1.0.1e 11 Feb 2013
Loaded: Zlib 1.2.7
leo@raspberrypi2 ~ $

起動した様子。 一部伏字にしています。

文字コード変換Proxyサーバー休止

誠に勝手ながら、セキュリティの面からDelegateによる文字コード変換Proxyサーバーと画像圧縮サーバーのサービスを、4月一杯で休止することにしました。 今まで実験に参加して頂いてありがとうございました。(サービス期間内でも突然停止することもあります。)

+J for S60 3rdやPsiloc Crystal Japanese For S60 3rd をインストールするれば、標準WEBやEmailで日本語表示できるようになります。
http://plusj.kthree.co.jp/
http://shop.psiloc.com/en/Application,262315,Psiloc+Crystal+Japanese

また、まだ準備中ですが、ま~さんのMfepでも文字コード変換ソフトが添付されるようになると思います。
http://digilife.bz/wiki/index.php?M-FEP60

Delegate Proxy

日本語版でないNokiaの携帯電話の標準ウエブブラウザーやOpera(オペラの日本語版でも)などは、EUC、ISO、SJISなどの日本語コードをエンコードできないため、意味不明な文字になってしまいます。 唯一UTF8だけは、日本語表示する事が可能なので、変換できないコードをUTF8に変換してやれば、今まで文字化けしていたページが正常に表示されるようになります。 (日本語表示化していなければなりません。日本語フォントが必要です。)  また、Opera だとま~さんのMfepから直接日本語入力も可能です。 残念ながら、E90だとOpera8.65は今一つ正常動作しないようですね。 新しいバージョンに期待したい。 E61、E70、N95だとバッチリなんですが...

無線LAN搭載機でしたら、無線LANでも動作します。

パケット接続は気をつけて下さい。 パケット定額になるかどうか検証できていませんので。

Nokiaから日本語版が出れば、こんな面倒な事しなくても良いのですがね! Nokiaさん、日本語版出して下さい!!

Proxyを通すと、こんな感じになります。

画像圧縮のみProxyを追加しました。

画像圧縮のみのProxyも立ち上げました。(文字コード変換しません。) パケット量の減少、表示速度の増加等、またメモリー不足で表示できないページが表示できるかもしれません。
また、Flashは表示しないように設定しました。 画像を8色に減色+画像圧縮は30%に設定しています。 
705NKや702NK、702NKII、E61日本語版等、効果があるかもしれません。

意外と8色でも見れるものですね!

画像圧縮機能を追加してみました。

Flashは表示しないように設定しました。 画像を8色に減色+画像圧縮は30%に設定しています。

Delegateサーバーですが、新たに画像圧縮の機能を追加しようと思っています。 画質は悪くなりますが、画像ファイルのファイルサイズが小さくなるので、表示が早くなる。(ImageMagickを利用します。) 思っていたより簡単に設定できました。
しかし、一旦受信した画像ファイルを圧縮するのでレスポンスが悪くなりますが、トータル的にサイズが少なくなるので、表示が早くなる予定です。 どの程度早くなるかな? ファイルサイズは少なくなるのでパケットは節約できると思います。
Jpeg、Gif、Pngを約1/4のサイズに減らします。(元の画像ファイル内容によって異なります。)


画像圧縮なし

画像圧縮あり

画像圧縮は、wiki@browncat.orgさんのサイトを参考にしました。

Proxyサーバーの様子

以下はE61iで日本語表示している様子。

 

 

E61は安定して動作しています。 E90だとJALのホームページは落ちてしまいますが、E61iでは問題なく表示されます。
Opera 8.65 を使用すると、一時的に止まる様な動作をしますね。 標準WEBではそのようなことがありません。 また機種によって挙動が多少異なるようです。

E61i Operaを使用してMfepで直接入力した様子

 

DeleGateは自動的にLogを取るようになっているのですが、ここ3日間のLogファイルの容量が約164MBになっています。 cacheファイルも膨大な量になっています。 3日程度で、自動的に消すようにしようと思っています。

日本語表示されていないのが、Proxyを通していません。 日本語表示されているのは、Proxyを通しています。E90にてスピードテストした結果です。

計った場所が田舎だった? HSDPAではない。

HSDPAで測定、かなり良い結果が出ています。 あくまでもスピードサイトでのお話です。

測定ついでに、無線LANで測定、 全体的にスピードにあまり差がないのはキャッシュのせいかもしれません。